現代社会は適者生存時代

今回の話はタイトルが結論なのですが、よく言う社会の常としては弱肉強食という言い方があるかと思います。

弱肉強食とは例えば必要なものを自分のブランドで買ってもらうシェア率の椅子取りゲームですね。所謂可処分所得の奪い合いです。
この売り方の前提というのは、まずモノを作る、そして作ったモノをどうやって売るかを考えるという、作り手優位の発想です。作り手同士競合ですが、少なくとも競合含めどこかは勝つという前提です。

これに対して適者生存とは、今この人(時代)が欲しいモノ、コトを予測し、それに合わせたサービスをするというやり方です。いいもの作ってたら売れるではなく、いいと思われるものを作るという前提ですね。

この辺りの時代の変化としては必要欲求の衰退が衰退し、実現欲求が発展したという事です。経済発展の中でニーズの時代が終わりウォンツの時代になるのは自明だったりします。

適者生存に順応するという事は変われることが売れるスタートラインになったという事を意味します。
フリーマーケットひとつ取ってもこの変化は見てとれ、物が売れている販売者は、フリーマーケットの最中に数を増やしたり減らしたり、並びを変えてみたり、謳い文句を変えたり売っている最中に試行実験を行いアップデートしている人が殆どです。逆に言えば、最初に決めた自分が完璧だと思う配置ややり方にこだわり、売れない状況でも試行錯誤しない人は売れ残りやすいという事ですね。

アマゾン、ウーバー、メルカリ、牛乳配達、google検索、Facebook、オファーボックス…などなど、今使われているものを挙げていけば、モノを売るという視点から、どのように届けるか、どうやって買うまでの面倒を減らすかという、どこまでも顧客視点に適応させているかがわかるかと思います。
前向きに唱えるなら潜在需要の数だけチャンスがあるという事なので、いずれ私もそこに訴えかけるようなものを作りたいですね。

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