自由度が上がると多様性は下がる

今回は自由度が上がると多様性は下がるという話をさせていただきます。
内容としては以前の記事とはかぶっていますね。
https://www.mine-think.com/2020/01/%e8%87%aa%e7%94%b1%e3%81%a8%e3%81%84%e3%81%86%e4%b8%8d%e8%87%aa%e7%94%b1/

何故今回この内容に触れたかというと、テレワーク推進によってこの事実がより顕著になったのではないかと考えたからですね。テレワークにより家で自由に働けるようになりましたが、やはりあうあわないがあるらしいですね。
https://www.kokuyo-st.co.jp/mag/Life-and-Work/2020/04/0001

どういった人が難しさを感じるかというと、単純にPC環境が不十分な人などもあります。今後会社から支給となると資産管理が難しそうですよね。

それとは別の問題として、仕事が上から降ってくるものだと思っている人達が何をしていいかわからなくなり、目的意識が薄れてしまうという事があります。仕事上の割り込みが発生しづらいため自由度が上がっているのですが、じゃあ何をするかをセルフマネジメントできない人は難しいという事ですね。

今後テレワークが定着するかどうかに関しては人々の労働に対する意識の如何次第ではないかと思います。というのも、会社で働いていたころというのは労働の中身に関わらず、会社にいる時間分は価値を生み出しているとみなされ給与が支払われてきました。しかし仮にオフィスをなくしテレワークのみで成り立つサテライトカンパニーのようなものが今後浸透していくとすると、その世界において働いているかどうかを示す指標は成果物があるかどうかのみになります。

極端な話寝てても成果を出せる人は評価され給料が上がりますが、逆に苦労をしていたとしてもその時間の使い方が間違った方向で成果にならないような人がいた場合、労働時間に対する給料は下がり続ける世界になるという事です。これは健全だともいえますが、果たして日本人全員がそこまで働くという事に対して真摯であれるかというと、現実としては難しいのではないのではないでしょうか。

今回は以上となります。

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