AIが与えた概念

今回はAIが与えた概念という話をさせていただきます。

AIは人間ではできないような速度でパターン解析を行えます。一瞬にして今取りうるすべての選択肢をそうざらいできるという事ですね。これによってどんな概念がもたらされたかというと、全ての勝率という概念を生み出しました。「今現在取りうるすべての選択肢と、それぞれの選択の勝率は何%であるか」という事ですね。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1912/17/news022_2.html

理屈的には記録の残っている今までの対極全てをAIに解析させ、この場面でその手が打たれた試合の勝率がどの程度というような話ですかね。これにより、短期的に見た場合に定石とされてきた選択が否定されたりなどが起きているそうです。現在プロ中にも、AIを利用して腕を磨く人も出ているようですね。

今後私たちがこの概念を活かしていくためには、まず取りうるすべての選択肢を洗い出す力が必要になります。社会はボードゲームのように選択肢が有限ではないからですね。尚且つ必要だと考えられる力は、問題設定を行う力だと思います。何について判断をするのかという定義づけができていないと、選択肢が見つからないからですね。

つまり人間はもはや正解を出せることに価値がなくなり、問題文と選択肢を生み出す力が今後必要になるという事です。学歴社会的なテストとは逆行するような話ですね。

今回は以上となります。

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