マクドナルド理論

今回はマクドナルド理論という話をさせていただきます。

マクドナルド理論とは2013年ほどに言われた理論で、明日何を食べるかを決める場面で中々アイデアが出ないなら、「マクドナルドに行こう。」と外食における最安価を挙げて、それは嫌だと思わせ意見を活発化させるという手法の事です。

リダイレクトの警告

これを抽象化すると、議論が行き詰まった時、やりたいことから最も離れた意見を提案することで、最悪の提案が実行されないように反対意見を起点に議論が促進されるということになります。

何故これが良いかというと、否定意見が目的の言語化の起点になるからです。最悪な意見に「それはない」という以上、何故駄目なのかをいう必要が出てきます。あってはいけないものを考えると必要要件の整理ができ、何をしたいのかの言語化に繋がるわけです。

意見が出ない議論に困っている状況がありましたら、試しに馬鹿なフリして一番ありえない意見を率先して言ってみては如何でしょうか。

今回は以上となります。

コメント

  1. […] しかし私は別の意見を持っておりまして、何かをする時、一番最初に言語化すべき要素は「絶対にやって(なって)はいけないものは何か」の視点で考えた方が良いかと思います。自分の中で定まらないやるべきことに対して、明確に違うものを出して反面教師のあらいだしをするという事です。以前話したマクドナルド理論は集団におけるものでしたが、今回のは個人としての内容になります。 https://www.mine-think.com/?p=329 […]

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