嘘は何故つくか

今回は嘘は何故つくかという話をさせていただきます。

あなたは嘘とは何故つくと思いますか。人をだまして得をしたいからでしょうか。でも、みんなが人をだまして得をするような仕事をやっているわけではないですよね。得をするとは思えない場面で嘘を人も沢山見たことがあるかと思います。おそらく嘘をついた事が無い人はいないのではないでしょうか。あなたはどういう時に嘘をつきますか。

嘘をつくという行為の行動原理は、何かを守るためという理由が殆どです。例えば学生が自分のテストの点数について同級生に対して嘘をつく時、守りたいものは自分で、点数を隠すことで、自分の学力が低いといわれることから守っているといえます。ただこれが親に対して嘘をつく場合は、怒られる未来から自分を守るために嘘をつくに変わります。

他の例でいえば、例えば身長が168cmであるにもかかわらず170cmとさばをよんで嘘をついた場合は、この人が守りたいのは背が小さいという自分ですよね。
ただ、この嘘は168cmの人全員がつくかというとそんなことはないですよね。嘘をつく人とつかない人の差は、そのことを「気にしているから自分を守りたい」か「気にしていないから守る必要がない」かの差ですよね。

つまり人がつく嘘というものを解釈していくと、その人が何を弱点だと自覚しているのか、どこを突かれたくないのかが見えてくるという事です。嘘というものは裏切りだと感じ憤りを感じる人もいるかもしれませんが、嘘の裏にある守りたいものに目を向けることで、自分が相手の何を脅かしそうだったのかを考えてみてはいかがでしょうか。

次回は2種類の嘘という話をさせていただきます。
今回は以上となります。

コメント

  1. […] 今回は2種類の嘘という話をさせていただきます。昨日予告しましたね。 https://www.mine-think.com/?p=413 […]

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