会社の転換

今回は会社の転換という話をさせて頂きます。

私が就職活動をしていた頃、結構いただく質問として、「会社とはどのような場所だと思いますか。」というものがありました。今にして思えば、結構根本的な価値観が見て取れる核となる質問に見えますね。

私はこの質問に対しては「営利を目的とした宗教活動の場」と答えていました。自社の利益が社会を豊かにすると信じて経済活動を行う点や、人生の大半を捧げる点が、私の目にはそう見えていました。今でもある程度は通じる価値観だとは思います。

ただ最近は営利目的の宗教活動では人が集まらなくなっているように感じています。私自身の価値観もそうなのですが、お金の優先度が上の世代より低いんですよね。こうなると営利の宗教活動の魅力が薄れてきてしまいます。

では何を優先しているかというと、時間や自己実現、国に対する存在証明です。これらを実現するという会社を一言でいうと、利用しやすい会社とでもいえばよいでしょうか。別に関わらなければいけない強制力はないけど、自身にとって得しか生まないから率先して関わるというような関係性です。

雇う雇われるの上下関係、人財を自社で囲い込むという所有の思考、労働者への対価はお金が1番という価値観等の今まで信じられてきた事が根こそぎ覆るということになるかもしれません。

今回は以上となります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました