マルチタスク幻想

今回はマルチタスクは幻想であるという話をさせていただきます。

軽く調べていただければ以下のような情報がたくさん出てくると思います。
https://tech-camp.in/note/pickup/49243/

上記の記事によればマルチタスクができるものは人類の2%と言われているとのことです。基本的にマルチタスクは双方の生産性が4割ほど下がり、続ける事でむしろ能力が下がるといわれています。

やってもいいマルチタスクはとしては、一方を無意識下でできるものと組み合わせる場合は効率が落ちないようです。音楽を聴きながら読書をするなどですね。
音声メディアやラジオの発展は、このあたりからきているのかもしれません。

ではマルチタスクが逆効果という事は、タスク管理には意味がないという事なのかというと、そうではありません。
タスク管理の目的というのは、 優先順位(プライオリティ )の整理にあります。今自分が抱えている業務のタスクはどのように分解できて、それらは何を優先して着手していかなければいけないのかは、頭で考えているだけでは混乱を招き、次何やるかを思い出すことに時間をとってしまったります。
この時にタスク分けと優先順位の整理を行ってビジュアルで最優先事項がわかる状態になっていれば、電話など他の何かが割り込んだとしてもすぐに何をやっていたか思い出せますし、着手したタスクが終わった時には次に何をやるべきかを即座に判断できるようになります。

つまり98%の人間にとって向いているやり方というのは、タスク管理上の優先順位最高のものだけに集中して完了し、終わり次第その次の優先順位のものだけを着手するという、いわばシングルタスクの深度をあげ、シングルタスク同士の切り替えロスを最小化させるやり方という事です。

本日は以上となります。

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