日本人の強みは曖昧さにある

今回は日本人の強みは曖昧さにあるという話をさせていただきます。

先日西野亮廣さんが外出時間を年齢で区切ったらいいのではという事を訴えたところ、賛否両論であったという話がありました。
https://www.sanspo.com/geino/news/20200421/geo20042117140024-n1.html

この中の否定意見の中で私個人が面白いなと思ったものがあります。それは「年齢確認をどうやってするの?」という意見です。日本人という民族の性質を考えた時に、この年齢の部分を厳粛にする必要は全くないと思うのですが、面白いことに日本人はルールを決める事を大事にするような側面がありますよね。

良くも悪くも空気を読む民族であるため、ただの努力義務の呼びかけ程度でも政府が言えば半数以上の方は守るように動くはずなんですよね。この、言うか言わないか、判断をしてそうすると決めたことを表明するだけで効果が期待できるという事が予測できる状況で、ルール決めの厳密さを求めることは速度を犠牲にすることに他なりません。

感染症対策で一番重視されることは1にも2にも早さだというのは、私が言うまでもなく皆さんの方がわかっているかと思います。正しい情報、公的な判断を早く出すだけで救える命があるのなら、ルールが厳密に管理されていないという部分は、日本人であるからこそリスクにはなりづらいと考えます。

日本人の、旗振りしている人のいう事ならとりあえず従うという性質は、発表するだけで動きの方向性を誘導できるという意味で日本人特有の大きな強みなので、是非とも活かしてほしいですね。

今回は以上となります。

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