コンサルタントにおける信頼の恒久化

経営コンサルタントと聞くと、結構怪しい人と思う方もいるでしょうか。ニュースで取り上げられる詐欺などで自称経営コンサルタントという職をよく聞いたりしますし、なんとなくですが毛嫌いしている方はいらっしゃりそうですね。

私も人生でかかわったことがないのですが、コンサルティングを頼むという事は会社の手綱を預ける行為ですので、よっぽどの信頼がないと成り立たなそうですね。個人単位でも自分の弱点を晒すのは躊躇われるので、会社となれば相当かと思います。

報酬の仕組みを軽く調べたのですが、コンサルは先払いなので結果が出ない事に利益面でのリスクがなく、提案項目が失敗に終わった際に恨みを買いやすいのではないかと感じました。
https://www.biz.ne.jp/matome/2002713/

そしてコンサルタントとして長く食っていくことを考えると、利益を追求してその後の面倒を見ないという行為は自身の預かり知らぬところで自分自身の信頼を落としてしまう行為ですので、長期的に見たときに仕事をもらいづらくなってしまうのではないでしょうか。

これを踏まえると長期的に食べていくためのコンサルタントを行うには、提案をだけや、短期的な成果につながるような成果報酬ではなく、最低1年間はかかるような長期的な成果を達成条件とした成果報酬型コンサルタントをやるのがいいのでないでしょうか。提案を実行することになってからはその先も追い続け(追い続けるコストに関してのみは払ってもらう)、達成条件とした項目を達成した際始めて報酬をいただく形式です。

コンサルタント自身持続性のない短期施策に逃げることなく成果報酬と自身の信頼の為にあらゆる手を尽くさなけらば行けない環境になるため定型的な施策はうてませんし、もたらす結果としても状況は提案の成功に導くまでを執り行うことで自分のコンサル価値を引き上げる事につながり、人脈と信頼を拡張し依頼のスケールを拡大していけるのではないかと私は思います。

自分の提案の打率を見せられるコンサルタントというものはいないはずで、これは見せられないというよりも、短期型成果報酬以外の場合提案するまでが仕事なので提案後どうなったか知らず、成功率を計算すること自体ができないのではないかと思います。
そんな中で長期施策の最後まで面倒を見るコンサルタントとして信頼を獲得し、成功率と事例顧客をすべて可視化できるようなコンサルタントがいるとなれば、相当なアドバンテージなのではないでしょうか。

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