デザインの越境

本日はデザインの越境という話をさせていただきます。

Office365など、海外海外発祥の企業のモノやサービスで後々日本に上陸してきたものなどを触ってみようとするとき、サポートサイトやマニュアルなどをみようとするもまだ日本語翻訳されていなく、あるいは不完全な翻訳で、調べる気力がそがれるといった経験はないでしょうか。

日本人が英語に対して抱く敬遠というのは逆の立場でも同じことで、基本的に日本語の文章をメインとしてモノやサービスは海外展開が難しいんですよね。
インターネットで情報の壁が完全に取り払われていると思いきや、その実私たち人間が調べるほとんどの情報は母国言語情報なので、インターネットは心理面でのブレイクスルーを見つけられていないわけです。

じゃあ日本文化が一切通用していないかというと、全くそんなこともないわけですよね。
西野亮廣さんはエッフェル塔で個展を成功させているようですし、オンデイズは海外展開で売り上げを伸ばしつつけています。
西野亮廣個展の模様
https://natalie.mu/owarai/news/353302
FR2コラム
https://www.fashionsnap.com/article/ishikawaryo-fr2/
オンデイズコラム
https://www.digima-japan.com/interview/singapore/8255.php

そして日本といえば漫画アニメ文化が高い評価を受けております。
最近でいえば鬼滅の刃は社会現象レベルの人気になってますね。
講談社コミックプラス 日本の漫画は世界でどうなの
http://news.kodansha.co.jp/8076

上記に共通することですが、どれもメインとなる情報がテキスト情報ではなくグラフィック情報なんですよね。
テキストベースの情報では顧客の母数が母国の人口にとどまってしまいますが、テキストに頼らない、あるいはメインにおいておらず、グラフィックがメインのコンテンツは顧客母数を母国を超え、世界を顧客にすることができるという事です。
今回の趣旨とはズレますがグラフィック以外だと サウンド情報などもこれに当たるかと思います。

もしあなたが自分がかかわる分野で世界進出を目指しているのであれば、言語の壁はないデザインなどで、ビジュアルに訴えかける事が、世界進出の近道かもしれません。
あるいは、まだ見ぬ言語の壁を越えられる分野があるかもしれないので、それを見つけだすのも面白いかもしれませんね。

今回は自身の創作物を国境を越えて広めたいのであれば、デザインでビジュアルに訴えかけろという話をさせていただきました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました