『メモの魔力』のイノベーションプロセス

本日は『メモの魔力』のイノベーションプロセスについて話していきます。

結論を言ってしまうと、イノベーションプロセスは事実・気づき抽象化・転用行動がイノベーションプロセスです。
それぞれ説明していきます。

〇事実(ファクト)
文字通り実際にあった事実の事です。A社はBという商品のヒットがきっかけで上場したなどの他者の事実から、この前映画を見たがとても感動したなどの自身の感情までとにかく事実を記録するフェーズです。記録により、イノベーションの種を逃さないことが目的です。

〇抽象化
具体的の対義語が抽象的というように、ファクトの内容の持っている要素を洗い出し、普遍的な要素を浮かび上がらせるフェーズです。

〇転用・行動
抽象化で得た普遍的な要素を、自分のビジネスなど生活の中でどう具体的に取り入れていくかというフェーズです。ここでは抽象化で出た結論をそのまま活かすこともありますが、抽象化で得た結論はこの場面でも使えるのだろうかといった形で別の疑問を持ち、新たなファクトにつなげることで次の抽象化・転用行動に繋がります。

流れを通して言うと、下記のようになります。
事実をメモしておき(ちょっと高いコーヒが売れている)抽象化で気づきとして細分化(パッケージとして濃度の違う金色を交互に使うと高級感が出る)、それを自分の生活で利用(ex.金色以外で濃度の違う2色を駆使するとどのような印象を与えられるのか実験してみよう)

最近さぼり気味で殴り書きになってきているメモですが、実はこのthink boxもメモの魔力の方法に則ってメモを深堀していたりします。
これをやっていくと感動する場面があり、それは全く別のファクトから同様の抽象化が出た時や、抽象化したもの同士の関連性から結びつきに気づいたときなどです。
歴史は繰り返しているし、物事は全て繋がっているという事を思い知らされます。

あなたがやりたいことがわからず悩んでいたり、社会に何を生み出せばいいかがわからないのでしたら、『メモの魔力』是非読んでみてはいかがでしょうか。

本日は以上となります。

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