公共性という共倒れ

今回は公共性という共倒れという話をさせていただきます。

公共性というのはこの場では単純な話として、結果を平等にする行為といたします。4人でわければ25%ずつ、10人でわければ10%ずつという形です。

全員が平等にもらえるから良いのではと思ってしまいますが、例えば1億2000万円を使い全国民に1万円を配ったとしても、それによって誰かが救われるという事は殆ど考えられないのはわかると思います。

つまり意図のない対象に対する、一律給付のような結果を平等にするような公共性は、誰も救われず共倒れをまねくという事です。実際コロナに当たって10万円が給付されますが、それに関しても受け取らないという富裕層の人をSNS上で見かけるかと思います。自分がもらわなかった事によって給付額がそれ以外の人に割り当てられるわけでもない以上、受け取って即座に日本企業に使う事が一番日本の経済にとっては良い事だと思いますが、そもそも仕組みの時点で、何を目的として誰に何をするのかという視点で公的支援は考える必要があるのではないでしょうか。

今回は以上となります。

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