物事はなんの所為にした方が良いか

今回は物事はなんの所為にした方が良いかという話をさせていただきます。

今回言うところの物事とは、色々当てはまりますが、今回は会社組織における社員の進む方向性についてお話します。社長がビジョンを持っている時、必ずしも社員一人一人がそのビジョンに賛同し足並みをそろえるというわけではないですよね。内心「それは違うんじゃ…」と思う人がいたりするかもしれませんし、総論として賛成でも、実際に実現するための戦略がないため動けないようなケースもあるかもしれません。

このような時会社としてはこのビジョンの通り進んでくれない状況を何の所為にした方が良いかという話なのですが、これは空気の所為にする必要があります。もっと言うと、空気をつくってしまっている仕組みや文化の所為にした方が良いという話です。逆になんの所為にしない方がいいかと言えば、その人が悪いからという具合に、人の所為にしてはいけないという事です。

人の所為にした場合、とりうる手がその人を辞めさせるような方向性の解決方法に結びついてしまうのに対し、仕組みの所為にすればどう仕組みを改善すればビジョンを実現に向けた案が出やすくなるかという解決方法の思案に結びつきます。空気の所為にすればどうやって空気を変えるか、所謂文化を作り上げるかという解決方法の思案に結びつきます。

私もうまくいかない時は、人を原因とせず、自分の変えられる要素である空気や仕組みの所為にして、生産的な話をできるようになりたいと思います。

今回は以上となります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました