アイディアが出ない時間の解釈

今回はアイディアが出ない時間の解釈という話をさせていただきます。

労働は大きく分けて思考労働と稼働労働があります。思考とは頭を動かすのみの労働で、アイディアだしの時間ですね。稼働労働は手や足を動かして何かを作ったり、お客様に与えたりする時間です。

稼働労働は肉体的に疲れたり、定型業務が多かったりもするためつまらない業務である可能性もあるのですが、実際に手足を動かし、成果物の進捗がやった分だけ進む分、他者から見ても自身の実感としても進んでいる事を認識できるというメリットがあります。

思考労働を長時間したことがある方なら共感していただけるかと思うのですが、思考労働は一見すると他者視点では進捗0にしか見えない時間が続くため、物凄く精神的に追い詰められる時間があります。はっきり言ってしまえば、思考に費やした時間で何のアイディアも浮かばないようであれば、自身が無価値であるという事実を突き付けられることになるからですね。芸術家の人が心を病んだり、自殺者が多いのはこの為なのではないかと私は考えています。

今回は思考労働で成果が出ない時間の解釈の仕方を身に着けて、病まないようになろうという話なのです。前提としてアイディアは掘り起こして見つけるものです。天から降ってひとりでに湧いてくるものではありません。
つまりアイディアが出ない、試行錯誤しやっぱりこれじゃないとなっている時間というのは、明日以降この選択肢は考慮しなくて良いのだという確認を行った、いわば掘り起こさなくていい場所を増やした時間だといえます。

掘り押さなくていい場所を日々増やし続ければおのずと掘り起こすべきアイディアが出る確率というのは上がるので、これによりアイディアが出ない時間が潰した選択肢の総量を進捗だと解釈できるマインドが整います。
思考労働の際プレッシャーを感じている方がおりましたら、是非試してみてください。

今回は以上となります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました