無駄なことは無駄なのか

今回は無駄なことは無駄なのかという話をさせていただきます。

よく将来的に稼ぎに繋がらないような事をやっている人に対して、「そんな無駄な事をやっても将来役に立たないからやめた方がいいよ。」という言い方をする人がいると思います。

始めに私の考えを言ってしまうと、私は無駄を謳歌して意義を見出すことが人間の本質だと思っているため、役に立たない事であるにもかかわらず熱意を持っていることこそがその人の本質的な価値観であると考えております。役に立つことだけをやるという考えも勿論あるとは思いますが。

ただこの話って人生におけるたらればなので、自分が歩んできていない道の価値というものは互いにわからないため結論が出ないものなんですよね。育ってきた環境が違うからとは言いますがまさにそれで、人生の追体験は基本的にできないため相手の役に立つことだけをやってきた生活と、自分が意味あると思うものをやってきた生活がもたらす効果というのはわからないです。

今回何故こんな話を取り上げたかというと、今のエンターテイメントをはじめとした、あらゆる娯楽を封じられている状況というものは、ある種人が役に立つことだけをやり続けた場合世界がどうなるかという世界を見ることになっているのではないかと思ったため、取り上げました。コロナウイルスはこの世の役に立たないから無駄という意見に対する、本当に無駄かどうかの答え合わせになっているのではないかと思います。

勿論役に立つものも規制されていますが、明らかに優先的に規制されているのは、見る人によっては役に立たないといってしまうような、意味を売り物にしている分野となっています。今の世の中をあなたがどう感じるでしょうか。何か変化はありますかね。

今回は以上となります。

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