泥棒は物の価値を上げる

今回は泥棒は物の価値を上げるという話をさせていただきます。

絵画ではよく盗難事件が相次いでいます。最近もゴッホの絵画が盗まれましたね。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/van-gogh_jp_5e829d46c5b603fbdf4827ca

芸術作品の価値というもの、特に本人が亡くなっている作品の価値というものは所謂時価というもので、推定価値という形でしか表現されません。ですが、盗まれた作品というものは往々にして、その後発見された際大きく価値を上げます。

モナリザなども盗まれてますね。何故盗まれると価値が上がるかというと、絵としての機能だけであった絵画に、盗まれてその後取り戻した絵画というストーリーがつくことが理由です。盗まれるほどの作品であるという事の証明ともいえますし、そういうストーリーのあるものを正式な手続きを踏んで所持するという行為が、どれほどの所有欲を満たすかは想像に難くないと思います。

これは結構怖いと思っていて、売りたい管理者が自作自演で価値を引き上げるみたいなことが成立してしまうようにも感じるんですよね。今まで一切そういう出来事が無かったのかは気になりますね。

今回は以上となります。

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