今を生きろ

今回は今を生きろという話をさせていただきます。

この言葉は堀江貴文さんが近畿大学のスピーチで残した言葉の一部ですね。
未来を恐れず 過去に執着せず 今を生きろ
今回はこの言葉について話をさせていただきます。

人間はどうしても未来というものを恐れてしまいます。特に現代はVUCAと呼ばれる先が誰にも分らないような時代であるため、知らないという事実とネガティブな感情が結びつきやすい人間にとっては、未来は怖いもの、恐ろしいもの、不安なものになってしまいます。
しかし、綺麗ごとにはなりますが恐れて目をそむけたところで未来は必ずやってきます。そして本来未知との遭遇は新たな感動との出会いです。知らないという不安は知ることでしか振り払えないので、どうせ知るならその行為自体を楽しみたいですね。

また、人間はどうしても過去に執着してしまう生き物です。昔はよかった、俺が新人だったころはこうだったという過去に執着するような人を見かける、あるいは使ったことがあると思います。
過去に間違ったという事実は何も問題ではありません。問題なのは過去の間違った事実を認められない事です。もしあなたが過去の選択を間違いだと考えていながらをそれを認めることが怖く今なおその選択を続けているのであれば、今の自分を過去の鎖から解放する必要があるのかもしれません。

今を生きるという行為は実は非常に難しいのではないかと私は思っています。今を生きる事を難しくさせている要素が、人間が未来と過去を概念として認識している事だと思います。
よく聞く台詞として「俺はこんなもんじゃない。必ずこれから見返すんだ。」というような言葉がありますが、これはとても悲しい言葉だと私は思います。未来の自分を自分の人生の真の姿だとして、今を生きているあなたを偽物だとみなす行為は、あなた自身の手で自身を否定する行為だと思います。今の自分に期待して歩み、結果として未来を変えていきましょう。

あの言葉にこのような意味があるかはわかりませんし、解釈は無数にあると思います。
自信の琴線に触れるような言葉との出会いは感動であり、場合によっては励みや救いにも繋がることがあります。自分の中に意思が見つからない人がいると思いますが、きっとあなたの琴線に触れるような言葉を解釈することで、自分の意思が見つかると思います。あなたの琴線に触れるような言葉が見つかる日が来る事を願っております。

今回は以上となります。

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