喫煙可という付加価値

今回は喫煙可という付加価値という話をさせていただきます。

4月は新生活の時期ですが、実はこのタイミングで全面的に取り払われたものがあります。それが喫煙所ですね。喫煙所は2018年7月に健康増進法の一部を改正し、内容の事項が2020年4月1日より全面施行されました。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000189195.html

これにより地下鉄、オフィスの外、飲食店など、あらゆる場所の喫煙所が撤去され、喫煙者からすればさらに肩身が狭い状態とありました。いまではもう未成年者が喫煙空間にいてはいけないそうです。

実はこの全面禁止には例外があり、 客席100平方m以下 であれば喫煙可の状態で飲食店を続けることができます。
https://www.asahi.com/articles/ASL2J4QMTL2JULBJ009.html

私はここまで排斥の動きを受けて、喫煙可というのはかなりの付加価値になったのではないかと考えております。 タバコはここまで何度も値上がりをしておりますが、値上げが購買行動を断つきっかけに繋がる範囲の域を出ることはなかったようですし、ここ10年で喫煙の場所はかなり狭く喫煙者にとって吸いづらい状況になっていますが、やめようという声を聞くことは殆どありません。

もしかすると喫煙者は、社会から排斥されている被害者くらいの気持ちでいる可能性もあります。そんな中で公然と喫煙ができる小規模飲食店は喫煙者にとっての逃げ場になりうるので、飲食店を始める際は、まず喫煙者をターゲットにするかどうかについて考える必要があるかもしれません。

今回は以上となります。

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