創作物は完成させなけばいけない

今回は創作物は完成させなければいけないという話をさせていただきます。

クリエイターが陥りがちな思考として、ここがだめだから公開を断念する、この部分が納得しないから公開しない、粗が目立つのでまだ公開できない…など、完璧主義的な思考をしてしまう方が多く見受けられます。納得いかない陶芸を割りまくって山ほどになるような陶芸家気質のような方ですね。

ただ、そもそも創作の作業に本当の意味での完全、完璧、完成といった100%の終わりというのは存在しません。100%がもしあるとすれば、その分野の進化が完全に終わり、これ以上変化をしようが無い状態になった時だけです。

あえて100%を見出すのですれば、今の出来そのものこそが、今のあなたの100%の現在時点であるという事は言えます。
つまりあなたはあなた自身の現在位置を見失わないために、目標地点との距離がどれくらい詰まったかを確認するために、自身の納得如何に関わらず、創作物に現時点の完成というピリオドを打って、表に公開しなければいけないという事です。

創作物を完成として公開する行為を怠ることによるデメリットは大きく2点です。
世の中に見つからない、忘れられる点と自身の成長を自分自身で認識できなくなる点です。これらの2点は相互にマイナスの影響をしあい、時間が経過するほどますます世に出しづらくなってしまし、再起できないようなループになりかねないので、私からいえる事としては、「作る」事と「完成として世に出す」ことはセットで行うべきだと思います。

今回は以上となります。

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