今回はバーベキュー型ビジネスが達成するものという話をさせていただきます。バーベキュー型ビジネスにつきましては以前に触れさせていただきましたね。
https://www.mine-think.com/?p=156
結論から申し上げますと、バーベキュー型ビジネスはレベルアップ需要を満たすコミュニケーションツールなのではないかと思います。
レベルアップ需要というのは皆さん実感有るでしょうか。私の場合は一人でスノーボードやボルダリングをやっている時には、レベル上げの心地よさを思い出す時間になっていることが多いです。完成させるまでの時間によって、完成物の価値が上がるという事ですね。
ジグソーパズルが完成した状態で売られていても売れないのはイメージできるかと思います。あれは完成させるという過程で全く分からなかったものを少しずつ解き明かしていき、やっとの思いで完成させたという経験が付加されることにより、完成したものを見た時に苦労しつつも楽しんだという思い出を想起させる媒介物になるという事ですね。イベントなどのお土産に近い役割です。
大事なこととしては、自分のレベル上げに限らず、誰かがレベルを上げる姿を見るのが励みになるといったエンタメとしての意味でもレベルアップ需要は利用できるという事ですね。
コミュニケーションツールという事はどういう意味かというと、例えばジグソーパズルを二人で完成させた場合、この苦労は二人が共有した共通言語を持つといえるので、今後そのジグソーパズルを見るだけ共通言語として、作ったころの思い出話ができるという事です。
ほかでいえば例えば自分が応援している配信者の第1回目の配信からの成長というのはファン同士で共通の話題となります。完成していないという点で考えれば、週刊少年ジャンプという連載中で一切完成していない、登場人物が成長していく物語というのは、小学生時代少年にとっては火曜日のコミュニケーションツールだったかと思います。これも作品が今現在成長し続けるという意味でバーベキュー型ビジネスと言えます。
本日は以上となります。
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