弱者という時代の適者

私たちはどうしても自分の功績や良いプロフィールを表に出してしまいます。特にこれに関しては起業家の方や、フリーランスなどに多いかと思います。実際ゼロベースで動かなければいけない以上、実績を見せることで仕事をもらえる機会もあるためそれが良い場面も多くあるでしょう。

ただこれが長続きするやり方かというと、そうとは言えません。以前ストーリー需要という話をさせていただいたかと思いますが、ストーリーの観点でいえば、ピンチがなくて負けることが無い物語は面白くありません。
https://www.mine-think.com/?p=29

そういう意味で行けば功績や良いプロフィールだけを表に出して活動し続けてしまうと、自身の能力を買われることはあっても、自分自身のファンがつかないため、長期的に見ると損になる可能性があるという事です。

同様のことはノウハウの切り売りにも言えます。例えば「3年で月収30万のフリーランスになれるオンライン塾」というサービスを展開している人がいるとして、これは本当に3年で達成できるのであればどんなに良いサービスだとしても3年たてば次々人が離脱していき、人口減少を踏まえると契約者数は離脱数の方が多くなります。逆にこのサービスを5年使っているリピーターがいてしまうと、謳い文句そのものが嘘になるため、サービスの信用とあなたの信頼が日々下がっていくことになります。
どちらに転んでも長続きしないことはわかると思います。

優れたリーダーの資質の記事でも載せましたが、少なくとも今の時代において弱みを見せる行為は長期的な利益になりえますので、損得勘定で弱みを見せる判断をしてみるのいいかもしれませんね。

今回は以上となります。

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