社会の劇薬コロナ

今回は社会の劇薬コロナという話をさせていただきます。

よくいう話なのですが、会社でイノベーションが起きるような状況を作るための方法として、ちょっとして数字の調整で達成できそうな実現可能な範疇の目標ではなく、既存のやり方では絶対達成達成できないような目標を設定するというものがあります。例えば社員の残業時間を0にするなどですね。

これはどう考えても既存のやり方では達成できないものを掲げることで、現状を劇的に変えるアイディアを多少無理にでも出させるような目的ですが、このやり方には結構リスクが高い部分があり、目標を立てることがまず難しいという点と、また管理者が建てる目標が、プレイヤー側の負担比重があまりにも高いものだと、プレイヤー側を萎えさせてしまう結果を招く点ですね。

誰かに目標を決められる以上にいい状況というのは、変わらざるを得ない環境に身を置くことで、自分のマインドに変化を促し、大義名分をもって全員一丸で変わる方法です。この変わらざるを得ない環境こそがコロナになるのではないかというのが今回の話です。

西野亮廣さんがコロナは流行り病ではなく一つの時代と捉えた方が良いという話をしてますが、これは私もその通りだと思っております。確実に言える話として、コロナ前とコロナ後の世界は必ず何かの変化を起こしているはずです。なくなっている会社もあれば変化によって乗り切る会社もあり、乗り切った会社のやり方がスタンダードになる可能性もあるかと思います。Web会議システムZoomのユーザー数は、わずか3か月で1000万人から3億人まで増加したそうです。

もしあなたが会社に劇的な変化を起こしイノベーションを起こしたいのであれば、環境に変化を強いられるコロナウイルスというものは、感染を抑えて経済を持続させるという大義名分のもと、仕事にイノベーションを起こせる劇薬となるのではないでしょうか。

今回は以上となります。

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