今回は新幹線予約の不思議という話をさせていただきます。
新幹線の乗り物としての価値の高さは皆さんよくご存じだと思います。比較対象が飛行機である時点で、地上の乗り物とは思えない凄さですよね。飛行機と比べた場合、飛行機にはない区間を高速でいける、飛行機より価格を抑えられる、場合により途中下車が可能、天候による結構が殆どない当たりが強みでしょうか。
居心地の観点からも家族で談笑しながらくつろげたり、気圧差で耳が痛くなったり、高さの恐怖などを感じずに済む点なども踏まえると、家族旅行で使うのであれば最適解かもしれません。余談ですが私が初めて飛行機に乗った時はあまりの耳の痛さに降りてからもしばらくはぐったりしてました。
ただ、新幹線は予約に関して個人的にかなり不思議に感じていることがあるんですよね。飛行機でいうと、ANAのチケット予約の開始は1年前です。JALも少し前までは2か月前でしたが、今ではこちらも1年となりました。
対して新幹線はというと、驚くことに1か月前からの予約開始となっております。
これ、働く親の休み都合などの調整を考えると、1か月前というのは結構シビアなため、新幹線利用を断念する層は間違いなくいらっしゃると思うのですよね。例えば社員旅行の為の団体利用などを考えても、1か月というのはかなり計画を急ぐことになるかと思います。県外ライブチケットの購入を決め、ホテルを予約したとしても、新幹線だけは1か月前に予約しなければいけないというのも、忘れるリスクを考えるとハードルになる要素だと思います。
これが空席が早々と埋まってしまう事をさけるためというコンセプトならわかる部分ではありますので、まだ調べ足りない部分ではございますが、乗り物としての比較対象が飛行機である以上、予約開始時期による取りこぼしは確実にあるのではないでしょうか。もし飛行機にはない技術的な難しさがあるという理由なのであれば、JALが後追いで実現したように、今後新幹線でも実現する可能性はあるのではないでしょうか。
今回は以上となります。
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