今回は需要の先祖返りという話をさせていただきます。
今の世の中というのは検索によって誰もがクオリティを高められる世界になっているのはわかると思います。調べれば見つかるから努力できるかという差はあれど、ある意味ネットワーク環境さえあれば平等に技術を付けられるという事です。
いわば技術のコモディティ化(大衆化)が起きているという事です。コモディティ化が起きているという事は同時に希少性がなくなってきているという事なので、価値の差別化がしづらいという事です。
価値の差別化がしづらいため何が起きるかというと、誰がやっているかで差別化することになります。以前話した人検索の話がこれに当たりますね。
実際今はコミュニティの時代ともいわれており、所謂ダイレクト課金のオンラインサロンやYoutube、クラウドファンディングなどの直接的なやり取りが増えているとも言えます。最近はコロナウイルスの影響で、続々とクラウドファンディングが立ち上がったり、Youtubeを開設したりしております。
この現象は何に似てるかなと考えた時に、鎖国の時代とか集落の時代に近いと思うんですよね。オンラインで誰とでも時間的距離的制約なく関われるようになることで個人主義的な人が重要になるかと思えば、実は時間的距離的制約を無視して、全世界と集落を築けるような社会になったという話です。
今回は以上となります。
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