今回は日本人の正義の順位という話をさせていただきます。
昨日の指原さんの呟きを見ていただけますと幸いです。
呟きの内容をざっくりいうと、「晒さないので、訴えられたらやばいと思う過去を教えてください。」とインスタで訊き、なんと過去に自分の指原さんの本物の住所を晒したという内容が来たために、アカウント情報を隠したメッセージだけが見える状態で「アカウント控えました」と返したところ、半分の方から「晒さないといったのに酷い。」という反応を受けたという内容です。
これ中々恐ろしい話なのですが、国民性が良く出ている内容だと思います。
本人の見解としては住所を晒すという行為は悪口と同等だと思っている人が一定数いるのだなという内容でしたが、私はもう少し踏み込みたいと思います。
結論から言うと日本人の国民性の一つの要素として、犯罪を犯すことよりも約束を破ることの方が重いと思っているという事が考えられます。条件としてはこの場合の犯罪の被害が自分に向いていない時の思考となりますが、少なくとも日本人の中にこの価値観の人間は一定数いるという事は間違いのない事実だと思います。
この国民性が出ていた別の例として、芸人の闇営業に対する、国民の反応からも見て取れます。
あの時芸人は一度「反射組織だと知らなかった。」と言っていたようですが、国民の反応として印象的だったことは、それに対して嘘はよくないという反応を一番最初にしている人が多数いた(あるいはそういう印象を与えるようにしていた)ことでした。
どういう風に考えても使われる側に過ぎない芸人以上に悪意を持った存在はいたにもかかわらず、真っ先に叩かれていたのは芸人だったことからも、犯罪の有無以上に嘘をついていないか、約束を守ったかを重視しているといえます。
この話はもう少し掘り下げて進めることもできますが、長くなりますので次回に回します。
本日は以上となります。
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