既に0時を回っておりますが、就寝までは当日という事にしてご容赦ください。
今回は説明が単純なので短めに。
シェアの時代という話を当ブログで何度かしていますが、イベントなどを参加者にシェアしてもらう際、数あるシェアの中で一番有力なものはどれだと思います。
私は写真だと考えてます。写真の強みは「発信者の技術に左右されない」「動作が少ない」「言語の壁がない」です。
「発信者の技術に左右されない」
文章SNSと動画SNSとの比較で考えてもらえばわかりますが、文章を投稿することで魅力を伝えるためには、発信者の文章力によって、コンテンツの解像度や受け取られ方が変わってしまい、性格に伝わらない恐れがあります。
動画を投稿する場合もある程度編集技術が必要ですし、単純に1分とるだけでも撮影者が動くため固定された映像にはならず、関係ない話声などが入りコンテンツの没入感が下がる恐れがあります。
写真に関しては文章を読まずとも絵が語ってくれますし、静止画1枚であればある程度の写真の撮影は可能です。動画のように編集せずとも、複数撮った中での最高到達点のみを選定し掲載が可能です。
誰でも一定水準を超えた発信が容易であるという事ですね。
「動作が少ない」
文章の場合はそもそも推敲しなければいけない部分があるため、イベント参加中その場で書くことが腰を落ち着けないと難しいです。その場でメモをするには足を長いこと止めないといけませんし、メモをとらない場合記憶を辿って感動した場面について書くなど、思い出す作業が必要になってきます。
動画に関しては撮影の時点で長時間片手とスマホが塞がることとなります。
これらに対して写真は思い出を想起させるきっかけにもなるため当時の感動をある程度保存しておけますし、撮影そのものも一瞬でできるため、休み休みでの実行が可能です。
自然と増える素材が増える分、投稿を誘発させられます。
「言語の壁がない」
これが一番大きな要素です。
文章は当然その言語を知っていなければ見られることはありません。面白いかわからない日本語の文章を、わざわざ日本人以外の人は翻訳をかけてはくれませんよね。
動画に関しては理解できなくても直感的に良いと思う可能性はありますが、それでも動画コンテンツの中に声、言語の要素は入ってくるので、これも日本人以外の人が最後までに見るにはハードルがあります。
写真に関しては写真というコンテンツそのものが完全に非言語の作品ですので、写真と一緒に投稿されている日本語をわざわざ読まなくても写真を見れば誰でも感想を持つことができます。
理解をする必要がないコンテンツというのは写真最大の強みですので、国外へのシェアの波及を狙っているなら狙わない手はないかと思います。
理解せずとも良いと感じた写真を、さらに詳しく調べて文脈を知ることで、濃いファンにつながるかもしれません。
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